家計簿をつけ始めたとき、多くの人が最初にぶつかる壁があります。それが「クレジットカードの記録、いつ書けばいいの?」という疑問です。
現金なら簡単です。買い物をした瞬間にお金が減るので、その日に記録すればOK。でもクレジットカードは違います。お店で使った日と、実際に口座からお金が引き落とされる日に、1〜2ヶ月のタイムラグがあるんですよね。
「使った日に記録すべき?それとも引き落とし日?」
この悩み、本当によくわかります。どちらにも一理あって、正解は一つじゃありません。でも、これから家計簿を始める方には、私は**「使ったとき」に記録する方法**をおすすめしたいと思います。
今回は、なぜ「使ったとき」派をおすすめするのか、その理由を詳しくお伝えします。
せっかくなので両方の方法を比較してみよう!
まず、それぞれの方法の特徴をチェック。
「使ったとき」に記録する方法
– 実際に買い物をした日に支出として記帳
– 例:5月10日に5,000円の買い物→5月10日の支出として記録
「引き落とされたとき」に記録する方法
– 銀行口座から引き落とされた日に支出として記帳
– 例:5月10日に5,000円の買い物→6月27日(引き落とし日)の支出として記録
どちらも間違いではありません。継続できる方法が、あなたにとっての正解です。
それではなぜ「使ったとき」がおすすめなのか?
それでも私が「使ったとき」をおすすめする理由は、大きく3つあります。
理由その 1. お金の流れが実感できる
家計簿の最大の目的は「今月、何にどれだけ使ったか」を把握することです。
引き落とし日に記録すると、例えば5月の買い物が6月の支出になってしまいます。6月分の家計簿を見たとき、「あれ?こんなに使ったかな?」と混乱することに。実際には前月の買い物なのに、今月使いすぎたように見えてしまうんです。
使った日に記録すれば、「今月は外食が多かったな」「服を買いすぎたかも」と、リアルタイムで自分の消費行動を振り返れます。これが家計改善の第一歩です。
こちらの記事も参照:クレジットカード利用分を家計簿に記録する最適なタイミングとは
理由その2. 予算管理がしやすい
「今月の食費は3万円まで」「被服費は1万円以内」など、予算を決めている人も多いでしょう。
使った日に記録していれば、月の途中でも「あと1万円使える」「ちょっと使いすぎてるから節制しよう」と判断できます。でも引き落とし日で記録していると、実際に使った金額と家計簿の数字がずれているので、予算管理が難しくなってしまいます。
理由その3. 家族全体の支出が見える
クレジットカードの引き落としは「引き落とし金額」として一括で記録されがちです。でもそれだと、その内訳が見えません。
使った日に記録すれば、「スーパーで3,000円」「ドラッグストアで1,500円」と細かく分けられます。何にお金を使っているのか、具体的に見えるようになるんです。
でも、こんな不安もありますよね?
「使ったときに記録するのはわかったけど、口座の残高と合わなくなりませんか?」
はい、その通りです。これが「使ったとき」派の唯一のデメリット。
5月10日にカードで5,000円使っても、実際に口座から引かれるのは6月。5月時点では口座にはまだお金が残っています。でも家計簿上は5月に5,000円使ったことになっている。この「ズレ」が気になる人もいるでしょう。
解決策は簡単です!
クレジットカードを使ったら、その金額を別の場所(封筒や別口座)に分けておくか、家計簿に「クレジット未払い金」として記録しておきましょう。そうすれば、「実際に使えるお金」が明確になります。
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、慣れれば自然にできるようになります。
・具体的な記録方法
手書き家計簿の場合
5月10日 食費 スーパーA(カード) 3,000円
5月12日 日用品 ドラッグストアB(カード) 1,500円
このように、「(カード)」と書いておくと、現金支出と区別できます。
アプリの場合
多くの家計簿アプリには「クレジットカード」という支払い方法の選択肢があります。カード払いを選べば、自動で管理してくれるので便利です。
大切なのは「続けること」
クレジットカードの記録は「使ったとき」がおすすめ。その理由は、実際のお金の使い方が見えやすく、予算管理がしやすいからです。
でも、最も大切なのは「自分に合った方法で続けること」。もし「引き落とし日」の方がしっくりくるなら、それでOK。完璧を目指さず、まずは3ヶ月続けてみましょう。
家計簿は、あなたと家族のお金を守るための大切なツール。カード払いの記録方法に悩んでいた方、まずは「使ったとき」で試してみませんか?きっと、お金の流れが見えてくる感覚を実感できるはずです。